
猫好きの方に、猫スポットとしてオススメ!
常滑焼や招き猫の生産が有名な町「常滑」の魅力など。
【見守り猫「とこにゃん」】を見るため、実際に訪れた時のレポートです。
訪れたのは、2024年11月11日(月)
招き猫 生産日本一の常滑
常滑市に巨大招き猫がいると知り、訪れました。
常滑は、招き猫の生産量日本一!
町にも招き猫に会える場所がいっぱいあります。
代表的なのは、町の中にド~ンと現れる顔だけの巨大招き猫!
中心市街地の小高いコンクリート壁から常滑の町を見守っています。
見守り猫「とこにゃん」
「常滑の町を見守る猫」その名も、見守り猫「とこにゃん」!可愛い愛称です♪
とこにゃんは、高さは3.8m、幅6・3mもあります。
顔だけでこの大きさは、圧巻です。迫力満点の巨大招き猫!
人気の観光スポットで、町を散策したり、「とこにゃん」と一緒に写真を撮れるのも嬉しいです。

「とこにゃん」の場合に行くには、常滑市陶磁器会館に車を停めて、散策するのがオススメです。
散歩コース付近は、道が狭い所が多いので車はこちらに停めてゆっくり歩くのが安心です。
常滑市陶磁器会館には、陶芸家の方の作品や、普段使いのもの、お土産、アクセサリーなどの販売があり、見るだけでも楽しいです。
ここには、とこなめ観光案内所もあり、散策マップも入手できます。
駐車場は、先に会館内の自販機で500円(バイク300円)を支払う前払いシステムです。
利用手順は、
①車を停めた後、1階店内のレジ側にある券売機にて駐車料金を支払う。
②駐車券を車内ダッシュボードの見える場所に掲示する。
とこなめ招き猫通り
陶磁器会館から名鉄「常滑駅」に向かう道路沿いのコンクリート壁には、常滑市の陶芸作家による「御利益陶製招き猫」が39体もあります。
可愛らしい招き猫、ユーモラスな招き猫など様々。御利益がありそうです♪
同じ愛知県の招き猫、どちらも可愛い!!!
招き猫は、江戸時代の浅草で「老婆の夢に出てきた猫のお告げによって土焼きの置物を作ったところ良いことが続いた」という話から誕生したそうです。
招き猫の誕生のルーツを知ると縁起物として愛されてきた招き猫がさらに愛おしく思えます♪
商売繫盛の縁起物としても、昭和の頃からの飲食店でよく飾られているのを見かけます。
二頭身のどっしりした体に、右手には小判を、左手は人を招くとされています。
体の色も進化していて、さまざまな色の招き猫が登場しています。
桜⇒恋愛招福 青⇒安全招福 黄⇒良縁招福 緑⇒合格招福 金⇒金運招福 白⇒来福招福 黒⇒厄除招福 赤⇒健康招福 と願いがこめられています。
海外でも人気の「招き猫」。お土産で買っていかれる外国人観光客も。
愛知県には常滑の他に「瀬戸」という町も招き猫の産地として有名です。
同じ愛知県の招き猫、それぞれの特徴を調べてみました。
常滑系招き猫 | 瀬戸系招き猫 |
---|---|
戦後に誕生 大きな耳 大きな目・たれ目 まるい顔 二頭身のふっくら体系 大きな小判を抱えている どっしりしている | 明治時代に日本初の磁器の招き猫 スラっと細身 頭が小さく本物の猫に近いシルエット さまざまなポーズやデザイン 柔らかなライン 前掛けなどの装飾 細かい表現 |
二頭身のずんぐり体系の愛嬌ある「常滑系」も、スレンダーで上品な「瀬戸系」もどちらの招き猫もかわいい!です。
「やきもの散歩道」を散策♪
常滑市は、愛知県知多半島の中央部に位置するやきもの、招き猫の生産で有名な町です。
常滑焼は日本遺産に認定されています。
瀬戸、越前、常滑、信楽、丹波、備前は、「日本六古窯」と呼ばれています。
縄文時代から続く世界に誇る「やきもの産地」。
やきもの散歩道「土管坂」
陶磁器会館で入手した散策マップを片手に、細い迷路のような散歩道に迷い込んでみて下さい♪
路地裏は本当に迷路のようで、散歩道マップを見ても迷ってしまいました。

「土管坂」は、やきもの散歩道を代表する風景!
左右の壁面に明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶がびっしりと敷き詰められています。
坂道には、「ケサワ」という土管の焼成時に使用した捨て輪の廃材を敷き詰め、滑らず歩きやすいように工夫されています。
やきもの散歩道Aコース
1.6㎞ 所要時間は約60分
レンガ造りの煙突や窯、陶器の廃材利用の坂道など歴史を感じる空間
やきもの散歩道Bコース
4km 所要時間は約2時間30分
常滑焼の歴史や産業観光施設「INAXライブミュージアム」など
時間的にも、Aコースを選びました。
Aコース・Bコースのスタート地点は「陶磁器会館」です。
ギャラリ~ほたる子の看板猫さん
散歩道にあるこちらのギャラリーには、さまざまな作家さんの可愛らしい招き猫や、招き猫以外にも色々な生き物の作品、器などが所狭しと並んでいました。

看板猫の姿を発見!本物の招き猫♪
俺の金の芋・足湯カフェ
散歩の途中でのどが渇いたり、おなかがすいたら面白いカフェもあります!
焼き芋・カフェ・足湯・ミニブタが楽しめるという、かなり変わった面白い所!
土管で焼く焼き芋が食べられます。さすが「やきものの町」。
熱々の焼き芋と、冷たく冷やした焼き芋もあり、せっかくなので、両方いただきました!
訪れた日は11月でしたが、歩くと汗ばむくらい暖かい日でしたので、アイスコーヒーとひんやり焼き芋も、ピッタリ。ホクホクの熱い焼き芋も美味しかった~
コーヒーなどのドリンクや、ジェラートなどのデザートもあり、メニューも豊富です。
足湯もあり、ドリンクや焼き芋とのセットメニュもありました。
ぶたさんと触れ合えるセットもありました。ブタといっても可愛いこぶたさんです。
「マイクロブタ」と呼ばれています。

「泣きたい私は猫をかぶる」の聖地巡礼にも!
映画「泣きたい私は猫をかぶる」の舞台となったのが、「やきもの散歩道」!
映画の物語に登場するスポットを巡る旅も楽しいです♪
登窯広場 展示工房館

やきもの散歩道(Aコース)の中間地点にあります。
トイレ、ベンチ、自販機のあるので、散歩の休憩にもオススメ。
「登窯広場」には物語に登場した青色のやきもののモニュメントや登窯、展示工房館があります。
展示工房館では、窯の見学や絵付け体験ができます。

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