
リニューアルオープン(2024年10月12日(土))した「竹島水族館」の見どころなど。
実際に体験した魅力をレポートと共にご紹介!
訪れたのは、2025年1月17日(金)

オープンしたばかりの時期は混雑すると思い、少し日にちが経ってから訪問。
平日だからか、駐車場はすんなり停められました。混雑はなく、館内もゆっくり見ることができました。
テレビでも深海魚を食べる飼育員さんがいる、手書きポップが面白いと話題になっていて、気になっていた場所です。
トップの写真の旧館のお隣に新たに新館が加わりパワーアップ!
新館には受付があり、ここが入口になります。お土産ショップもあります。

深海の世界へ!深海の巨大水槽にサメとタカアシガニが一緒に!
館内に入って、暗闇のなか突然現れる巨大水槽。
深い海の底の神秘的な光景が目に飛び込んできます。

およそ縦3m、横7m、水量120トンの水槽は、深海生物用としては国内最大級だそうです。

広々とした奥行きのある水槽で、サメや深海の魚たちが優雅に泳いでいます。

水槽を照らす光が「ゆらゆら」と美しく、深海の青のグラデーションが素敵です!
水槽内の「深海に沈むクジラの骨」は一生を終えたクジラが深海に沈んでいき、そのクジラの肉を深海の生き物たちが食べることで、骨だけが残っていく。
そうした生態系の世界観を再現したレイアウトによって、さらに深海の世界に浸ることが出来ます。
周りも暗く、深い海の底に潜り込んだような、まさに深海の世界!!

なんといっても、巨大な「タカアシガニ」が何匹も水槽内を悠々と動き回っている!

巨大水槽の横からスロープを下に降りていくと、タカアシガニを下から見上げられるようになっていました。
深海にいる「タカアシガニを下から見る!」それも、サメと一緒に見られるとは!
今までにない体験でした。
可愛くて愉快な仲間たち
新館の外のエリアに出ました。
カピっ原
ここの名は「カピっ原」!ネーミングも面白い!
プール付きの広~いエリアに「カピパラ」が暮らしています。
これから、飼育員さんから餌をもらうようです。


飼育員さんから餌をもらって、食べています。前歯が立派です。
カピパラはネズミの仲間で、世界最大級のネズミ。
泳ぐが得意。指の間に水かきがあるようです。河童みたい!
こうみえても、実は走るのがとっても速いそうで、最高時速50KMで走れるのだとか。
アシカプ~ル
アシカプールのエリアには、オタリアの「ラブ」ちゃん(メス)が暮らしています。
「オタリア」??と聞きなれない名前ですが、アシカの仲間だそうです。

オタリアの「ラブちゃん」が元気に泳ぎ回っています。
とっても人懐っこくて近くまで来てくれました!
カワウ槽(ソー)
カワウソのエリア。ここの名は「カワウ槽」!
旧館のカピパラがいたスペースには、コツメカワウソが新たに仲間入り!

新たに仲間入りした2匹のカワウソがプールの中で泳いだりと、活動的に動き回っていました。

とってもチャーミング!水族館の人気者です。
ユニーク・個性的な展示!美しい海の世界観
きもかわ?(誉め言葉)ウツボ軍団
↓こちらは、「ウツボ軍団」の水槽。思わずギョッとしました!
気持ち悪さも逆手に取ったユニークで個性的な展示!
パイプの穴からウツボの顔が飛び出して「うじゃうじゃ」と密集しています。
重なり合っていて、どれがどのこの頭と体なのかわからない!

近くでよーく見ると(ちょっと気持ち悪いですが(笑))、それぞれ模様が違います。
色々な種類のウツボさんがいました。

ウツボ軍団が「気持ち悪い」とういのは、誉め言葉!
竹島水族館展示スタッフからの「感謝状」も飾られています。
深海のリアルな世界観
こちらは、「オオグソクムシ」の水槽。

「オオグソクムシ」は写真右側の石にいます。奥のほうにも見えます。
左側の骨は、本物の鯨の骨!深海漁の際に網に入ったものを漁師さんから頂いたものだそうです。
「オオグソクムシ」は、海の掃除屋さんとも呼ばれています。
死んだ生き物をきれいに食べるのがお仕事。
深海の生態系のリアルな世界観を表現した展示がすごい!

「竹島水族館」飼育員でグルメハンターの三ちゃん(三田さん)は、この「オオグソクムシ」を食べるとあります。
深海生物、変な生き物を体当たり的にで食べて伝えています。
蒲郡市では深海魚がよく獲れるそうで、捨ててしまうのは生き物に申し訳ないと自ら食されて、調理法や味の体験談をなどを紹介されています。
飼育員の皆さんの魚への愛情がすごいです。
手書きポップが楽しい!

館内の展示には、手書きのポップがたくさんあります。
思わず読んでみたくなるような温かみのある手書きポップ。
イラスト付きで、深海魚の調理例などもあります。
魚を見るだけではなく、魚について詳しく知ることができます。
美しい魚、可愛い魚たち

中央の水槽は、サンゴ礁に色とりどりの魚たち。まるで竜宮城のよう。
ずっと眺めていたくなる美しさです。

青白い光のミズクラゲが、ユ~ラユ~ラ・プカプカと漂っています。
海で刺されるのは、嫌ですが水族館で、ユラユラ泳いでいるのを見るのは楽しいです。

大きなフグ!お洒落な模様ですね~その名も「モヨウフグ」!
毒がありそうですが、愛嬌のあるお顔をしています。

「ニモ」でおなじみの「カクレクマノミ」人気者です!

砂の中から、ひょっこり顔をだす「チンアナゴ」!
カラフルでポップな柄がなかなかお洒落です。
珍しい、激レアな生き物などたくさんの生き物
竹島水族館は、なんと!深海生物展示種数「全国ナンバー1」なんです!
なかなかお目にかかれないような珍しい生き物たちが、数多く展示されています!

見たことのない深海生物がいっぱい!水槽には、マークがしるしてありました。
獲れたてホヤホヤの深海生物・マニアックで特に珍しい深海生物・見られるのが奇跡なくらい激レアな深海生物!
是非、探してみてください。

「カンディル」という魚は、おとなしそうに見えて実は怖い魚!
転がって寝てるだけに見えるこの魚、エラなどの隙間から体内へ侵入して「ガブリ!」と。
ピラニアよりも怖いと言われているそうです。おー怖い!

こーんな怖い名前の魚も!「ブラックゴースト」!でも、なんかカッコイイ!
ユラユラ、ひらひらと泳ぐ姿が幽霊のよう。
シックな色あいで、優雅に泳ぐ姿が美しい!
「ウーパールーパー」は商品名だった!
ウーパールーパーが日本で大ブームとなったのは、1985年頃。
テレビCMで放送され、そのキュートで可愛らしい姿から大人気となったのを今でも覚えています。
昭和の時代にアイドル的存在で、エリマキトカゲと時を同じくして一世を風靡した生き物!

「ウーパールーパー」という名前、実は日本で付けられた商品名なんだそうです。
正式名称は、「アホロートル」。古代アステカ語で【水に浮かぶもの】【水の妖精】【水の犬】などの意味があるそうです。
「メキシコ・サラマンダー」とも呼ばれています。

ウーパールーパーといえば、淡いピンク色のイメージですが、さまざまな品種改良によって生まれたもの。野生のウーパールーパーは本来、黒っぽい色をしているようです。
魚に触れられる!勉強にもなる
さわりんプールで「深海生物」に触れる!
「さわりん」とは、三河弁で「さわってごらん」の意味。
ヒトデなど小さな水中の生き物に触れるタッチプールは全国の水族館でも見られますが、竹島水族館の
「さわりんプール」では、サメやタカアシガニなどの深海生物に触れる!という超珍しい体験が出来ます。

子どもたちにも大人気!興味津々で触る子、ちょっと怖がる子も。

↑全身トゲだらけの「イガグリガニ」。トゲが痛そう!ちょっと触るのに勇気が必要?

深海にいるサメに触れるのは、なかなか貴重な体験です。
「サメ肌」と言われるだけあって、「ザラザラ」していたようです。
サメの肌は細かいウロコが並んでザラザラしています。
ウロコの向きによって、頭から尾にかけて触るとスルっとなめらか、尾から頭はザラっとしているそうです。
このウロコの向きは、水の流れを上手く受け流し速く泳ぐ役目もあり、このサメ肌からインスピレーションを得て競泳水着が開発されています
魚に触れて新しい発見があるかもしれません。触れる方は是非、触ってみて下さい!
子供の夏休みの課題研究などにも!
水槽が出来るまでのの様子がよく分かります。
スタートから順番に出来ていきます。


ゴール!!水槽が完成しました!
家で魚を飼育してみたい方や、子供の夏休みの課題研究などにも。勉強になります。
お土産コーナーもユニーク!
リニューアルオープンで、お土産売り場も広くなったようです。
人気NO.1は「超グソクムシ煎餅」。グソクムシの粉末が煎餅に入っているそうです。

↑パッケージもリアルです。パッケージの底は腹、足まで再現。

↑カピパラのパッケージも面白い!お尻から〇〇〇型のチョコレートが出ます。

自分だけのオリジナルネームシールが作れるようです。
女の子が作っていました!自分の持ち物などに貼るとかわいいですね。

ガチャガチャも色々な種類がありました。
竹島に佇む「カモメ」
三河湾に浮かぶ周囲約680mの可愛らしい小さな島。
岸からの距離は、約400mで橋で結ばれていて、島まで歩いて渡ることが出来ます。

訪れたこの日は、風が非常に強く寒い日でした。
海岸にはたくさんの「カモメ」が集まっていました
あまりの寒さにに、動かずじっとしているのでしょうか。
みんな同じ方向を向いています。それも向かい風に向かって佇んでいます。
何故、寒いのにみんな向かい風の方向を向いているのかと、不思議に思いましたが、鳥の羽毛の付き方や体の構造が関係しているようです。
鳥の体は正面からの風を上手く流せる構造になっていて、正面の風に強いそうです。
なんか少し「サメ肌」と似ているような?
サメのウロコの向きは、水の流れを上手く受け流し速く泳ぐ役目もありました。
鳥もサメも自然界で生きていく強い力を感じます!

「竹島水族館」のすぐ隣にはオーシャンビューのホテルもあります。ゆっくりするのも良いですね。

「竹島水族館」の管内には、レストラン、食事処がありませんでしたので、こちらのホテルで気軽に、温泉とランチを楽しむのもオススメです。
◆住所:愛知県蒲郡市竹島町1-6
◆開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
◆休館日:なし(6月にメンテナンス休館あり)
◆入館料:大人(高校生以上)1200円・こども(4歳~中学生)500円、3歳以下は無料
※蒲郡市民は高校生以上500円、4歳~中学生200円(蒲郡市民と照明できるものを提示の場合のみ)
◆駐車場:周辺観光施設との共用駐車場あり(平日無料)
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