「すのまた桜まつり」出世橋から臨む墨俣一夜城と桜のコラボレーション

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ねこまたや
ねこまたや

城、桜、歴史、自然が好きな方にオススメの場所。
岐阜県大垣市にある「墨俣一夜城」について♪
墨俣一夜城址公園と犀川堤の周辺を桜の季節に散策。
実際に訪れた時のレポートです!
訪れたのは、2025年4月5日(土)

墨俣一夜城址公園と「桜堤防」の桜🌸

木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が一夜にして築いたと伝えられる「墨俣一夜城」。

墨俣一夜城址周辺を流れる犀川の堤防には、約800本もの桜がおよそ3.7kmにわたり咲き誇っていました🌸犀川堤は、別名「桜堤防」とも呼ばれています。

すのまた桜まつり基本情報

すのまた桜まつり
◆開催期間:2025年3月22日(土)~4月13日(日)※桜の開花状況により期間短縮の場合あり。
◆開催場所:墨俣一夜城址公園、犀川堤一帯
◆駐車場:さい川さくら公園駐車場 
※桜期間中は桜まつり協力金として、駐車料金:一般車両500円、大型・中型車1000円
◆大垣市ホームページhttps://www.city.ogaki.lg.jp/0000067128.html

さい川さくら公園・駐車場

「さい川さくら公園」駐車場には、朝から多くの車が。
お昼近くになると混雑してきましたので、早めに来られることをおすすめします。

墨俣一夜城・犀川堤の桜の見頃は?

例年3月下旬~4月上旬頃となっています。
地元の方の話によると、今年の開花は少し遅れていて、4月4日(金)頃くらいから一気に満開になったそうです。

満開の桜並木は圧巻🌸桜のトンネル🌸

3月の終わり頃にも雪が降るなど、今年は寒い日がありましたが、4月の第一週目の週末である本日、一気に開花しています!

犀川堤には、およそ3.7kmにわたるソメイヨシノの桜並木が続き圧巻です!
満開となり、「桜のトンネル」となっています🌸

屋台もたくさん出ていて賑やかです♪
焼きいか、焼きそば、ポテト、チョコバナナ、りんご飴などの懐かしく、おなじみの屋台がずらり♪
美味しそうな匂いがしています。座って食べられるようテーブルと椅子が設けてありました。

川に映る桜もきれいです。

川には、カモが仲良く泳ぐ光景も♪
鳥のさえずりを聞きながら、のんびり犀川の堤防を散策。

墨俣一夜城址(墨俣歴史資料館)

豊臣秀吉が一夜にして築いたと伝えられる「墨俣一夜城」

戦国時代、織田信長の家臣であった木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)は、1566年美濃攻略の拠点として「すのまた」に城(砦)を築きました。
この築城は、家臣たちが何年もかけて試みるも一度も実現しなかった偉業でした。
切れ者の秀吉は、日中に工作の動きをしては敵に知られることを危ぶみ、砦の用材を木曽川上流からイカダで流し、墨俣に船で運んだのです。
それによって、美濃攻めの要塞(城)は、またたく間に完成しました。
この功績を大いに喜んだ信長の引きたてによって、秀吉は天下統一を成し遂げます。
墨俣城は、その築城の早さから「一夜城」と名付けられました。

墨俣歴史資料館の開館

1991年に、当時の砦のような敵を防ぐための小さい城ではなく、天守の体裁を整えた「墨俣一夜城」が築城され、「墨俣歴史資料館」として開館しました。
墨俣築城と豊臣秀吉の歴史などが展示されています。

墨俣一夜城(大垣墨俣歴史資料館)
◆所在地:大垣市墨俣町墨俣1742-1
◆入場料:一般200円、団体(20人以上)150円 /18歳未満無料
◆開館時間:9:00~17:00(入館受付は16:30まで)
◆休館日:月曜日(その日が祝日にあたるときはその翌日)、年末年始

太閤出世橋

「墨俣一夜城」は、庶民から身を興して天下人となる下克上や出世の象徴とされました。
城の前を流れる犀川にかかる橋は、1994年完成の「太閤出世橋」。

太閤出世橋
墨俣一夜城と太閤出世橋の瓢箪

秀吉の馬印として「ひょうたん」が使われたといわれており、橋にもひょうたんが。

太閤出世橋を渡った城の下には、「木下藤吉郎の像」が建てられています。

出世橋から臨む墨俣一夜城と桜のコラボレーションが素晴らしい!
期間中、夜にはライトアップもあり、昼とはまた違った景色が楽しめそうです。

豊臣秀吉と瓢箪(ひょうたん)

末広がりの形をした瓢箪は、無病息災や魔除けの縁起物として親しまれています。
「三つ揃って三拍(瓢)子で縁起が良い」「六つ揃って無病(六瓢)息災」といわれ縁起物として、お守りや魔除けの他、掛け軸などの柄にも使用されています。

秀吉の馬印は「千成瓢箪」

馬印とは、戦国時代に戦陣で大将のいる場所に立てた目印のことで、秀吉は瓢箪を馬印にしています。

秀吉は美濃攻めの際に、身に着けていた「瓢箪」を高く掲げ味方に合図を送ったことで、敵は落城しました。
この功績が君主である織田信長に認められ、その報酬として金の「瓢箪」を与えられたのだそうです。
それから「瓢箪」が秀吉の馬印となったといわれています。
以後、秀吉は「一勝毎に一を加えて以て千と成さん」として「千成瓢箪」を愛用したとされています。
「千成瓢箪」とは、瓢箪(ウリ科ユウガオ属)の栽培品種でたくさんの瓢箪が群がってなるのが特徴です。

出世ひょうたん

千成瓢箪を馬印に次々と手柄を立てた秀吉は、天下人の地位を手に入れました。


「出世ひょうたん」には、秀吉公が、出世の足掛かりとした一夜城址で、とんとん拍子の出世にあやかり、家内安全・無病息災・学業成就などの願いをひょうたんに託すという意味合いがあります。
今の時代、出世を望まない人もいるかと思います。願いは人それぞれ。

願掛けの「ひょうたん」がずらりと並んでいます。
秋の「すのまた秀吉出世まつり」では「ひょうたんセレモニー」で、出世ひょうたんが奉納されるそうです。

せんなりはし

ソメイヨシノよりも濃いピンク色のしだれ桜も咲いていました。
こちらの「せんなりはし」にも縁起物の「ひょうたん」があります。

桜のあとには、6月頃に「あじさい」の花が楽しめます。
散策の途中で「すのまた宿池田屋脇本陣」のカフェで休憩しました♪


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