レトロな喫茶店、レトロな町並みが好きな方にオススメ。
岐阜県恵那市「日本大正村」の中にある大正１０年創業の喫茶店「アミー」の魅力について♪
「アミー」、レトロモダンな町並みを実際に訪れた時のレポートです！
訪れたのは、２０２５年２月23日（日）
「アミー」はレジェントカフェ
伝説カフェ「アミー」は、恵那市明智町にある「日本大正村」の中にある老舗の喫茶店。
「アミー」は大正１０年に喫茶・スナックとして創業。
トップの写真のように民家のような外観です。
もとは、明治４０年創業の割烹旅館「笹乃屋旅館」。なるほど～老舗の和風旅館でした。
その旅館の地下に、喫茶・バーが造られたのだそうです。
当時、この辺りは生糸産業が盛んで中馬街道もあり交通の大切な地点となっており、多くの宿泊者で賑わっていたそうです。
大正時代の旅館の雰囲気を残しつつ、現在は喫茶店・バーとして営業されています。
怪しい雰囲気？伝説のカフェでタイムスリップ！
昔は「うかれ横丁」側が表の入り口だった？
ここは、別世界！！どこに来たのだろう？と思ってしまう不思議な空間です。
大正ロマンにタイムスリップ！
中馬街道 うかれ横丁
この路地は、中馬街道の一部で生糸生産の盛んな頃は、旅人や馬子を相手に酒やうどんを売る店が並んでいたそうです。
「うかれ横丁」！賑やかで楽しそうな♪
お酒を飲みながら、“うかれ気分”で陽気に歩く人々の姿が思い浮かびます♪
↑道路を跨ぐ渡り廊下があります。「笹乃屋旅館」と繋がっています。
生糸の生産が全盛期の頃、この辺りはたいへん賑わっていて、芸妓置屋から料亭に通うための渡り廊下が現在も残っています。
ノスタルジックで、儚げ、どこか哀愁漂う町並みは、往時をしのばせるものがあります。
こちらが「アミー」の裏側です。表の入り口と繋がっています。
「アミー」の表入り口からは入り、「うかれ横丁」側の裏通りに出られるようです？？
私たちは表口から入店して出る時も表から出ましたが、「うかれ横丁」が賑わっていた当時はこちらが表玄関だったのかも？しれません。
扉の上のステンドグラス「AMI アミー」の文字がレトロ＆ポップで素敵です♪
↑木の立て看板に消えかかった字で、おそらく「名物 五平餅、コーヒー、山菜そば、アイスクリーム」とメニューが書いてあります。
「伝説のカフェ アミー」の看板も。
怪しげ？入るのに勇気がいる？
スナック＆カフェとあり、思いっきりカラオケの看板が♪カラオケ喫茶？
アミーの表玄関（入口）はこちらのようです。
じつは、裏にも入口ドアがありますが、現在はこちらから入るようです。
「アミー」と書かれたガラスの扉を開けると、地下へと続く階段が見えてきます！
もうすでに別世界！！異世界！
BARのRの文字がとれていますが、かわいいロゴ！
カラフルな水玉の壁、丸い模様のグレーのタイル、上に飾られたエジプト・スフィンク？の絵画などに、ドキドキ・ワクワクしてきました！
何といっても、真っ赤なセルロイド？のドアが怪しすぎる！！（ごめんなさい🙇怪しくないです。）
入っても良いのか？？一瞬ためらいました😅
ある程度、下調べをしてきたので少し安心。いざ！！入ります♪
怪しげな？真っ赤なドアを恐る恐る開きました！
中に入っていくと、ここはまさに「バー」という感じの空間が。
お昼時（11時３０分くらい）にお邪魔しました。
入店時、ほかの客はおらず、私たちだけでした。
静かな時間が流れ、レトロな雰囲気♪タイムスリップしたかのようです。
暗い店内にはカウンター席、ソファー席が並んでいます。
数々の演歌歌手の方のサイン入りポスターが飾られています。
「Winkの相田翔子さん」とのツーショット写真も♪
相田さんは、「日本大正村第２代村長」の「司葉子さん」の息子さんと結婚されています。
こちらにも、来店されたそうで、その時の写真も大切に飾られています。
接客してくださったマダムによると、お酒もよく飲まれて、お強いそうです。🍷
“Wink”、懐かしいな～90年代、よく聴いていました♪衣装も豪華だったなー。
カウンター席。カラオケのマイクもみえます。
窓のステンドグラスが素敵です。
チューリップ？か何かお花のようなレトロで可愛いステンドグラスのような照明♪
クラッシックで、レトロなところが素敵です！
焼酎のボトルキープがたくさん並んでいます。夜はバーになるようです。
真っ赤な艶っぽいドアが、怪しげでドキドキ！しましたが、中に入ると８０代の優しい女性が接客してくださいました😊怪しい店ではないですよ～
席に着くと温かいお茶がでてきました。「温かいお茶がいいでしょう～」と。
外が寒かったので、温かいお茶が嬉しかったです。
いろいろなお話を聞かせていただきました。
ここが旅館だったことや、当時この辺りがもっと賑やかだったことなど。
「アミー」は開業してから５０年以上も営業されているそうです。
カレーライスとハヤシライスで迷いましたが、カレーライスを注文。
サラダも丁寧に盛り付けられています。少し辛めのカレーライス。
辛口のカレーライスと温かいお茶、何よりマダムの優しさにからだも心も温まりました♪♪
カレーライスを食べていると、常連らしき男性のお客さんが1人来店。
そしてまた、こちらも常連さんの女性が「こんにちは～！」とご来店。「一曲、歌わせて～」と。
すると、演歌のイントロが流れ始めたので、やや逃げるようにこの場を退散(笑)🤣🤣🤣
タイムスリップした別世界から元の世界に戻るべく、階段を駆け上がり来た扉へ♪
外に出でもカラオケの音が響いていたのは、面白かった(笑)♪
コメント